J1リーグ2026シーズン 第11節 ヴィッセル神戸 vs 清水エスパルス レビュー

ヴィッセル神戸vs清水エスパルス 試合レビュー

 

試合結果

ヴィッセル神戸 2-0 清水エスパルス

得点者

28分 永戸勝也 (ヴィッセル神戸)

61分 扇原貴宏(ヴィッセル神戸)

 

ヴィッセル神戸清水エスパルスの一戦は、「神戸の安定感」と「清水の不安定感」が表れた試合だった。

■ 前半:清水はビルドアップに苦しむ展開

試合序盤、清水はなかなか落ち着いてボールを動かすことができず、神戸のプレッシャーに押される形となった。特に最終ラインからの前進がスムーズにいかず、攻撃の形を作れない時間が続く。

それでも10分を過ぎたあたりから徐々にボール保持の時間が増え、リズムを取り戻し始める。

ただし、右サイドでは北爪と中原の連携にややズレが見られ、効果的な崩しには至らなかった。

そして28分、神戸はチャンスを確実にものにする。永戸がゴールを決め、神戸が先制。

清水は前線でオ・セフンが競り合いでは強さを見せるものの、セカンドボールの回収がうまくいかず、攻撃に厚みを出せないまま前半を終えることとなった。

■ 後半:システム変更と改善の兆し

後半、清水は3バックに変更。これによりビルドアップの安定感と幅の使い方に変化が見られる。

しかし61分、神戸はPKを獲得し、扇原がこれを決めて追加点。試合は神戸優位のまま進む。

それでも清水は時間の経過とともに改善を見せる。サイドを広く使えるようになり、相手の守備ブロックを揺さぶる場面が増加。

中でも嶋本のポケットへの動きは非常に効果的で、トゥーレルを外に引き出すことに成功していた点はポジティブな要素だった。

■ 総括

試合全体を通して、神戸はチャンスを確実に仕留める勝負強さを見せた一方、清水は序盤の不安定さが響いた形となった。

ただし後半のシステム変更以降は内容に改善が見られ、今後に繋がる要素もあった試合だったと言える。

特にサイドの使い方やポケット攻略の意識は、次戦以降の鍵になりそうだ。